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疲れる 根気なし
即時回春 食べたい
足切たくない
薬効かない
薬をやめたい |
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まえがき
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糖尿病は改善しないものだとなっており、全ての人がそう信じ込んでいる。また今まで改善をした人達もそう信じている。
たまたま改善した人は、比較的初期で軽く、医療者や病院の言うことをきちんと守って食事制限をし、またインシュリンの注射をしたために改善したと言う人
もいるであろう。しかし、ほとんど皆さんは体質が変化してしまったということで諦めている。私は自律神経失調症の病気を、薬も注射も使わずまた薬物療
法を行うことなく改善してきた。私のところにお出でになる方は、一般的な自律神経の苦しみ、いわゆる吐き気、眩暈(めまい)、イライラ、または登校拒否
にいたるまで、知られている病状でおいでになる。
しかしその方々の家族、あるいは近所の方で糖尿病は改善しないもんでしょうかという相談が多くある。
それで私自身は、糖尿病は自律神経失調症の一つの苦しみとしてこれまで多くの人達を改善してきたが、そういう紹介を受けた糖尿病の方を色々と診て、
話を聞いていくうちに、どうも糖尿病が自律神経失調症の一つの苦しみであると考えていないということが私に分かってきた。
そう考えているうちに本文中にあるMさんの息子さんが糖尿病の施療で来られた。その時、かねてから、近所のお医者さんが亡くなられたとMさんから世間
話しとして耳にしていたが、本当にそのお話しからして、一般の人が、糖尿病は自律神経失調の結果生じるということを全然わかっていないということを私は
認識したのである。それから約半年から一年たち、次第にそのMさんと世間話し的に色々な会話をするうちに、これは世の人に知らせておかなければなら
ないとMさんもおっしゃったし、私もそう思うようになってきた。特別に、私は糖尿病は、こうすれば改善しますよ、と宣伝するつもりはないが、自律神経失調
症の苦しみでなく、膵臓そのものが悪くなる体質に変化してしまったという考え方、またその信じこみかたに私は疑問がある。
よってこの糖尿病に関する本を出すことにしたのである。しかし自律神経失調症によって生ずる病気には変わりないので私の所で行っている基本的な施
療の方法とまた考え方とも変わりない。だから以前出している自律神経関係の本と重復する点はある。しかし糖尿病が自律神経失調症だと世間の人は思
っていないので、この本を読まれる方は私がすでに出版している自律神経失調症に関する本をお読みにならないものと思う。
だから二つ並べれば四分の一くらい重複している部分があるが、そういう考えからして私はかまわないと思ったので、あえて重複させた。世の中で色々な改
善のし方がある。死後の世界があると言う人も、ないと言う人もある。それはいずれにしても大脳皮質が
考え出したことであり、信じる信じないは勝手である
。私の施療法も信じる信じないは勝手である。しかし結果として改善していくと言う人がいるということは、改善した人だけは信じていると思う。
自分が正しいと信じることを世の中に発表することは必要であり正しいと思う。
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あとがき
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糖尿病の施療は、インシュリン療法及び食事療法で施療方法が確立されたかのように世間一般では思われているが、仕事も楽しみも無く、生き永らえるだ
けの延命の手段である。糖尿病は、自律神経失調症の一つの苦しみであり、自律神経を改善していけば、糖尿病を根本的に改善していくことができるとい
うことがおわかりになったと思う。長い間、糖尿病の状態が継続していると、膵臓のインシュリン分泌、グルカゴン分泌を行う細胞そのものが退化し、消失し
てしまうことがある。この場合には、完全な回復は困難である。私は薬物療法であるインシュリンの療法及び食事制限の療法を否定するものではない。
当然それで今まで多くの方々に延命効果があるのだから。私は、糖尿病の施療は知る人ぞ知るというかたちで施療をしてきた。
しかしそこで書物として発表をし、公開することにしたのは、本文中にある、Mさんの強いお奨めによることを明記しておきたい。
私は人のため、世のためになるようになどという大それた考えは特別にもってはいない。しかし、いいことを良いとして発表することは、必要であると思う。
また、私が出版しているこの糖尿病に関する書物は以前出版したことがある、「よくわかる心の病気と自律神経失調症」と重複する点もあり、これは一部引
用をしている。また自宅施療を行ないたい人のために「癒導医学自宅施療の実際」の中には、糖尿病を特別にクローズアップはしていないが、自律神経失
調症の一つの苦しみであるから十分参考にされ、糖尿病の施療として、活用されて構わない。施療に携わりながら、理論の習得、技術の練度を向上されて
いることを付け加えておく。本文中施療の細部、具体については、医療知識ある方には解る程度まで、削除したのは、素人が、全身的苦しみ、他の合併症
等考慮せず、まねごと施療を行うと危険であることの理由による。癒導医学の方法は健康人、半病人がより良くなる為の方法でなく、病人を改善する方法であ
り、かつ有効なものほど素人のまねごと的方法は病気の悪化、続発賞の出現を惹起します。
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